【真実を発信100】国保の収納率、千葉県はワースト2位・・・9月定例議会の質問から(5)

今回で「真実を発信」のタグ記事、100回目となりました。今後も議会の様子や、私の政治活動、調査活動で注目したこと、考えたことなどを発信し続けていきます。

週明けの今日の本会議は、質問4日目。5人が一般質問で登壇しました。その中から、私が注目した項目をピックアップします。

最初は、自動車税についてで、質したのは自民党の山中操議員(千葉市若葉区選出)。県税や保険料などの未納・滞納が議論されていますが、自動車税も県税確保の観点で同様の問題です。自動車税の未納額は36億円で、個人県民税の337億円に次ぐ規模。これを少しでも改善する必要があるでしょう。

ただ、ここにくるまで工夫も施されていたました。コンビニ収納がそれで、これによって納期日内の収納率は、平成17年の導入前の61%から72%に上昇しました。ちなみに、コンビニ収納の利用率は当初の22%から平成23年度には40%までアップしています。さらに、山中議員はクレジット収納について提言したものの、これに対する当局の答弁は芳しいものではありません。初期投資やクレジット会社に支払う手数料、利便性などを見極めながら検討するとしていました。

一方、国民健康保険の収納率は平成22年度は85.97%。全国平均は88.61%で千葉県はワースト2位・・・当局は先進的な事例などを紹介するなど指導を行っていくとしていますが、今後、国民保険は財政的に厳しさを増すとみられるため、とりわけ、悪質滞納者からの取り立て強化など厳しい姿勢で取り組んでいかなければならないと思われます。

昨年、パナソニックの撤退などで、雇用問題が心配される茂原市・・・地元の横堀喜一郎議員(民主党)がこれについて質問していました。昨年11月から今年7月までの離職者は1300人ほどに達したそうですけど、このうち再就職できたのは350人にとどまっているそうです。残りは今なお求職中ですが、職探しをやめてしまった人も1割ほど居るとか。9月が離職のピークで、9月までの予定だった茂原のジョブサポートセンターを引き続き運用するなど施策を打ち出しているものの、中長期的には雇用の場として市内に造成している工業団地への企業誘致が課題になりそうです。

自民党の亀田郁夫議員(鴨川市選出)が取り上げた森林問題・・・貴重な森林が荒れる心配がなされている訳ですけど、県当局は保全するための間伐作業を国の基金事業を活用して行うとしました。ただ、亀田議員が間伐の目標について質したところ、当局は明確な目標を示すことせず、保全を目的とした森林環境税の導入については慎重に考えるべきものと、この問題に関して前向きな姿勢が感じられません。

3月議会の予算委員会、6月議会の一般質問で私は人件費問題を取り上げましたが、この日は、全国第4位のラスパイレス指数、官民格差をもとに西尾憲一議員(無所属の会、船橋市選出)が質問しました。ただ、あらゆる角度から聞いても、この質問に対する答弁は、私が議席をお預かりしてから1年半、レコーダーのごとく「本県の職員給与を下げることは考えていない。将来は適切に対処」の繰り返しです。国に準じて支払っている退職金についても、関連法案の行方を見ながら対処するとしましたが、果たしてどうなるか・・・。

最後は、私を含め、みんなの党の各議員が問うてきた振り込め詐欺についてです。自民党の中沢裕隆議員(柏市選出)が質問しました。発生件数そのものは微減となっていますが、直近のデータでは被害総額が8億6000万円、前年同期比2億4000万円増・・・1件あたりの被害額が膨らんでいます。県警本部では、広報活動に努めるとともに、被害が多い高齢者宅に民生委員を派遣するなど対策に取り組んでいます。