【真実を発信199】千葉県が竜巻被災者に独自支援制度

本日は、議案説明会に出席。9月26日の招集日に向けて議会モードとなってきました。

補正予算など一通り議案について話を聞いた後、防災危機管理部から竜巻被災者の支援に関する説明を受けたのです。それによると、既に新聞報道されていますが、竜巻の被災者に対し、千葉県は独自に支援することを決定しました。

国の支援制度では、全壊住宅に対して最大300万円の支援金を支払うことになっており、適用要件である全壊10棟を超した埼玉県越谷市は、それが適用となりましたが、全壊1棟の野田市は適用外・・・森田知事が要件緩和を要請したのにも関わらず、国から出来ないとの通告があったのです。

そこで、今回の独自支援となったのですが、その内容は国の制度に準じて全壊住宅に対して最大300万円の支援金を支給。さらに、半壊住宅に対しても撤去する場合は最大300万円の支援金を支払うことになります。

その財源ですが、当初10億円計上された液状化被害向けの支援金の枠に余裕があり、それを充てるとのこと。ちなみに、最高にで1500万円になるそうですが、液状化被災を竜巻被災に振り向けることについて、条例改正等必要なく、まあ、現時点では補正予算に計上せずに済み、内部手続きでスムーズに行えるそうです。

今回の独自制度は、森田知事が英断した格好。私達も視察の際に県当局に独自支援を要望しましたが、それが叶う形になって良かったです。今後は、法整備の不備を国に訴えてまいります。