【真実を発信234】市川市長選挙が告示、「行財政改革の推進」掲げる現職を応援

本日、市川市長選挙並びに市議会議員の補欠選挙が告示されました。

私は、以前からこのブログで記してきたように、市長選挙に関しては現職の大久保博候補を応援しています。本日は、出陣式にお邪魔しました。

出陣式には、地元市川市選出の3人の衆議院議員のほか、党派を超えて多くの県内衆参両院の議員、私も含めて共産党を除く地元県議5人、たくさんの市議が出席。さらには、河上茂県議会議長(松戸市選出)や、お隣の松崎秀樹浦安市長をはじめ近隣自治体首長も多数、後援会長でもある片岡直公市川商工会議所会頭、各自治会会長をはじめ、多くの関係者が駆けつけました。

一方、市議補選は定数1で2名の立候補がありましたが、みんなの党では公認候補を出していないため、自主投票となります。

さて、私が大久保候補を応援する理由については以前記したブログを読んで頂くとして、なぜ、党として推薦を出さなかったのか、推薦も出さずに支援で動くのか・・・わからないと思う方も多いと思いますので、今回はその点について説明することにしました。これは地元選出の党所属県議として説明責任があり、また、党千葉県地方議員連絡協議会代表としての責務でもあります。

応援すると言っても、各党が出したように、みんなの党は党としての推薦は出していません。正直なところ検討はしました。しかし、党の決まりで、原則として我が党は自治体首長選挙において相乗りをしないとしているため、ルールに従ったのです。

さらに、申し上げれば、ルールに従っただけではありません。最も大きな理由として、今回の現職に関する支援態勢において、連合千葉が推薦したことが挙げられます。

周知の通り、みんなの党は労働組合を改革の抵抗勢力とみているため、労組と相乗りしてしまうと党の根幹を揺るがしてしまうでしょう。選挙戦の構図が明らかになる以前から、現職の政策面から党本部を説得して推薦を出したいと思っていた私も、この事実をすれば、断念せざるを得ませんでした。これは妥協の余地がない重要なポイントです。私たちみんなの党は政策第一の政党であり、単に「勝ち馬に乗る」ことを考える政党ではありません。

しかしながら、大久保候補に関しては選挙公約に「行財政改革の推進」を掲げており、これは党のアジェンダと合致するところでもあります。労組の推薦を受けてどこまで実行できるのか定かではないものの、選挙公約に「職員給与の構造改革に取り組む」とあるほか、「受益者負担の適正化に取り組み、公平性を高める」としているなど、改革の姿勢を感じることができるでしょう。

党としての推薦を出していない、みんなの党も含めれば、共産党を除いた全勢力が現職支援を打ち出していますが、そうした中で、公約を実行して頂けるか見守りたいと思います。

本日手にした政策チラシにある「行政改革は事務に関わる職員はもちろんのこと、市民の皆様にも若干の痛みを伴うことになりますが、市川市の将来にために、そして子ども達の未来のために、企業経営の視点に立ち勇気を持って断行してまいりますので、ご理解くださいますようお願いいたします」・・・この1文を読み、私は応援することにして良かったと思いました。