【真実を発信235】第2回ムスリム等メニュー開発プログラム検討会

本日で、6日間に渡った決算審査特別委員会における審査が無事終了しました。最終日の審査は、防災危機管理部、人事委員会、県土整備部でしたが、その様子は前回書き切れなかった病院局も合わせ、順次記して参ります。

委員会の散会後に、第2回ムスリム等対応メニュー開発プログラム検討会に急ぎ駆けつけました。座学で方向性を示した前回に続き今回は、木更津市にある宝家さんによる和食メニュー、マロウドインターナショナルホテル成田さんによる洋食メニューをそれぞれ試作、発表しました。

和食の献立には茶碗蒸しや牛のしゃぶしゃぶ、栗ごはんなどがありました。また、洋食のメニューには、白身魚のオリーブオイルソテーなど。白身魚には、県内産の金目鯛が遣われています。

いずれも県内産の野菜などを素材として活用するとともに、ハラールの調味料を使い味付けしています。宝家さんも、マロウドさんも、とくに苦労したのは調味料の使用と味付けとか。試食をしてみたら、ハラールである輸入調味料を使用しているため、両方ともエスニック料理の味が混ざった感じですが、これはあくまでも海外から来訪するムスリムの方に食べて頂くものなので、口に会うものを提供するということを踏まえれば、むしろこうした調味料は不可欠でしょう。

県の事業としてここまで漕ぎ着け感無量ですが、今後がむしろ本番となるので、引き続きハラール推進に取り組んでいきます。