本日は、日本弁護士連合会が主催する「地域司法シンポジウムin船橋」にお邪魔しました。やはり2年半ほど前にも同様のシンポジウムが船橋市で開催され、それに続いての出席となります。
テーマは「~地方・家庭裁判所支部の新設・復活実現を~」で、人口約125万人の市川、船橋など葛南地域に裁判所の支部がないために、住民が不便な思いをしている現状があり、それを解消しようという運動の一環として行われました。
私の地元・市川市には地・家裁出張所はあります。ただ、離婚調停など支部ではないと取り扱え出来ない事件が少なくありません。出張所で扱えない事件が、近くに裁判所があっても市川市民は地裁のある千葉市まで行かねばならず、とても不便なのです。
たとえば、お隣の松戸市にある裁判所は出張所ではなく支部であるため、わざわざ千葉に足を運ぶ必要はありません。シンポジウムは支部を設立に向けて住民の意識を高めようとする取り組みです。
法律や行政の制度は本来、住民の立場に立ったものではなければいけません。また、党派やイデオロギーに囚われず、全体で考える問題・・そうした趣旨の挨拶をさせて頂きました。簡単に解決する問題ではないですが、今後もこの運動、私も応援して参ります。