本日は、夕方から千葉市内で会合があったため夕方は県庁へ。先週6日から開催されている予算委員会の最終日で、同僚の川井友則県議(松戸市選出)が登壇していたので傍聴しました。
川井県議は昨日まで、オリンピック・パラリンピックについての県の対応、東南アジアの海外戦略、オープンデータ、孤独死問題、検死体制、領土教育問題を取り上げていたましたが、最終日の本日は、川井県議の地元ネタである松戸市立病院、そして朝鮮学校の補助金問題について問い質したのです。
松戸市立病院に関しては、最近、注目を集めている入札不調問題を絡めて質問しました。県としては、東葛地区の中核をなす重要な医療拠点として位置づけていますが、現在、課題となっている建替え問題に関し、入札から大手ゼネコン3社が辞退を申し入れるなど、2017年3月の開業が危ぶまれる状況となっています。
建設の際、県から単独事業として補助金が出ますけど、それについて当局は「今後の事業進行とともに、松戸市から相談があれば、県単独の補助金を出すことを検討する」との答弁がありました。
朝鮮学校の補助金問題について川井議員は議席をお預かりしてから3年近く、取り組んでいる課題です。金日成、金正日の崇拝、反日教育・・・朝鮮学校から漏れ伝わる話ですけど、そうした教育内容は別としても、拉致問題を考えれば、感情論として、国民の税金を朝鮮学校に支払うのはいかがなものか・・・というのが、川井県議の主張です。
現時点で、千葉県では朝鮮学校に対する補助金は、同校の敷地等が整理回収機構から仮差押え処分を受け、それが学校教育の健全性から逸脱していることから、補助金を支給していません。学校側の詳しく説明でもあれば、いいのですけど、今なお説明がありません。
川井県議が、国民感情など様々な視点から支給すべきものではなく、一時凍結ですが、補助金の支給を世紀に打ち切るべき・・・そう質問したのに対し、
当局は「まず、学校側が態度をあきらかにすべきと思うが、今もって先方からの連絡がない。学校側の状態を明らかにするまで、補助金を再開することはできない」との答弁がありました。
川井議員は2年以上前に同様の質問をしましたが、その後、状況に変化はなく、朝鮮学校に対する補助金は凍結しまままとなっています。