【真実を発信325】傍聴に来て下さり、ありがとうございます・・・一般質問より(3)

「障がい者のための政策」について、もう1つの質問は「障がい者同士の交流について」でした。

障がい者どうしが交流するイベントと言えば、現状を見ると多いと言えないと思います。行政も行っていますが、目を引くのは施設や事業者が単独で行うほか、ボランティア団体が開催するといったパターンが大半ではないでしょうか。

障がい者に限らず、事業者や施設など限られた中で過ごせば、自分の世界を広げることはできません。私はこれまで地元の活動で、所属するライオンズクラブが主催する、複数の施設の方々が参加、対抗戦を行ったボウリング大会のお手伝いをしたことがありました。そこに参加した方は皆生き生きとしていたのです。

こうしたコミュニケーションを図る場を増やすとともに、企画に対する行政のサポートがあってもいいとの思いから、障がい者どうしが交流する場を提供する団体などに積極的な支援を行うべきと考えるが、その現状と今後の取り組みをどう考えているのか、と質問しました。

当局はそれに対し、交流の場は大切とした上で、交流の場を提供する取り組みとして、スポーツを通じて障がいのある人同士が競い合う「千葉県障がいスポーツ大会」や、自らが作った製品を展示・販売し合う「はーとふるメッセ実りの集い」、ダンスや楽器演奏などを発表し合う「さわやか芸能発表会」の開催などに取り組んでいると答弁。今後も広く参加を呼びかけ、交流の場の提供について積極的に取り組むとしています。

民間が行うイベントへの支援まで言及がありませんでしたが、今後はこれも含め、前向きな取り組みを行うよう、訴えかけて参ります。

さて、この質問項目について付け加えたいことがあります。

障がい者の交流に実際に参加したことがある方が傍聴にきて下さいました。この場を借りて、御礼を申し上げます。

傍聴したのは、市川市内のNPO法人キルト・ビーの「ビーいちかわ」で働いている、知的障がいがある方3人。傍聴者については、事前にわかっている場合、議員が議会事務局に申告するのですが、その際、担当の方と相談しました。

車椅子を利用されている方のほか、障がいがある方の傍聴は当然のことながら可能で、これまで何人も傍聴した経緯があります。しかし、知的障がいがある方は、ここ10年の間、例がないとのこと。介助者がいれば問題ないとのことで、所長さんとサポート役として家内に傍聴してもらい、実現することができました。

この項目を質問できたことだけではなく、知的障がいがある方を傍聴させることができた、その前例を作ることができたことを嬉しく思っています。バスを借り上げて呼んだ大勢の支援者に見守られながら登壇すれば「頑張る!」といった気持ちになるでしょうが、今回の傍聴者は少ないながら、私にとってとても励みになりました。

森田知事も答弁の冒頭に「ようこそお越し下さいました」と声を掛けて下さり良かったです。

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