一般質問ダイジェストの続きです。
4日目、松戸議員の後に登壇したのは、自民党の山本義一議員(八街市選出)でした。消防団の報酬引き上げに関して取り上げていましたが、9月10日までに市町村に文書で要請したと当局は答弁。3年前の代表質問で私も消防団員の報酬引き上げを要望した経緯もあるので、この答弁は嬉しかったです。また、山本議員は地元八街名産の落花生について、新品種の「おおまさり」を取り上げました。この普及拡大に関し、当局は推進すると答えています。
5日目のトップバッターである鶴岡宏祥議員(自民党、茂原市選出)が質問した防災問題では、豪雨や土砂災害についての情報の重要性を問うたところ。当局は防災無線のほか、防災ポータルサイトで周知すると答弁。そこでは、お年寄りでも簡単にテレビ、ラジオから情報が入手できるLアラートを来年3月から開始するとの回答がありました。
自民党の石毛之行議員(銚子市選出)は、東総地区の発展を「地方創生」の観点から質問。この地域は、銚子港に豊富な農業・観光資源があり、成田空港を中心として活性化させると答弁。圏央道や銚子連絡道などのアクセス改善を急ぐ必要があり、そのための財源確保を働き掛けるとしていました。
民主党の天野行雄議員(千葉市稲毛区選出)は、帰宅困難者に関して質問を行いました。県では、災害時帰宅ステーションの拡充に関し、9都県市連携でコンビニ、ファミレス、ガソリンスタンドなど約3800か所を確保したとしています。ただ、小中学校に関しては、地域住民のために、ステーションに指定せずとの答弁がありました。
5日目最後は大松重和議員(自民党、旭市選出)。酪農の振興に関し、当局は耕作放棄地の飼料米活用などコスト削減に努めると答えたとともに、これまで16あった組合のうち6組合を合併、今後さらに合併を進める意向を示しました。