【真実を発信418】海外観光客誘致、台湾・タイ・マレーシアに重点・・・一般質問より(1)

本日で今任期中の一般質問がすべて終了しました。来週からは、私も登壇する予算委員会、そして各常任委員会が開催されます。残すところ、あとわずかですけど、選挙を理由にして議会活動は手を抜けません。

さて、本日より数回に分けて一般質問の様子をダイジェストで記します。例によって、私が注目した項目が中心になるので、報道された項目と取り上げるものが違う点はご容赦下さい。

一般質問のトップバッターは、岡田幸子議員(共産党・市川市選出)です。共産党など左の勢力の方は、ほぼ知事の政治姿勢を最初に問いますが、今回も沖縄米軍基地建設について取り上げていました。ただ、これは国で決めることなので、知事は答えようがありません。「国で議論すること」と語っていました。他方、子どもの貧困対策の質問では「生まれ育った環境によって(貧困が)連鎖しないように取り組む」との答弁を引出しています。

中隆裕隆議員(自民党・柏市選出)が取り上げた観光立県の推進では、海外観光客の呼び込み先として台湾、タイ、マレーシアを継続的かつ順天的に行うとの答弁がありました。マレーシアは私が取り組むハラールにも関わってくるだけに見逃せません。知事以下県が行ったプロモーションの成果として、学校交流で18校603名を行った実績を強調していました。

武田正光議員(自民党・流山市選出)は保育所の待機児童に関して質問。その数は、平成25年10月1日現在で2796人、同26年10月1日現在で2626人と、高い水準ながら170名減少したことを明らかにしています。県当局は、あんしん子ども基金を活用し、98施設約4000人の定員増加を見込むと答弁していました。

大川忠夫議員(民主党・千葉市花見川区選出)は、悪質な県税滞納者に対する取り組み状況について取り上げ、県では強化に取り組んだ直近7か月収入未済額の縮減を図り、払えるのに払わない悪質なケースの探索数が前年の36件から94件に大幅な増加。差し押さえた物品などの売却も進めているとしています。

内田悦嗣議員(自民党・浦安市選出)が取り上げた、京葉線りんかい線の相互運転に関して、知事がJR東日本に対してトップセールスを行ったことを明らかにする一方、東京都との特別支援学校の協定については、各都道府県単位で行っている上に、千葉・東京ともに過密化しているため難しいと答弁。内田議員あ、殻を破って取り組んで欲しいと訴えました。