【真実を発信423】平成27年度、交番新規設置の予定なし・・・予算委員会より(2)

ブログなど書くヒマがあったら、1人でも多く挨拶しろ・・などと聞こえてきそうですけど、4年前の公約の1つが、議会に関する情報発信、選挙が近くて忙しいと言って、これをサボる訳にはいきません。

予算委員会2日目、3日目は一般質疑。知事は不在で、一般的な案件に関して、主に現場の課長クラスが答弁します。

特に目立った質問は、JRのダイヤ改正について。この3月のダイヤ改正で、内房線の特急「さざなみ」が平日は君津止まりに、成田線の特急「あやめ」が廃止になることで鉄道格差が生じることについて、主に沿線議員から質問が出ました。館山市選出の秋山光章委員(自民党)は、「さざなみ」の代わりに運行される特別快速について利便性が低いことを指摘。地域活性化に逆行する改正と訴えていました。

私も取り上げた放課後児童クラブについては、吉本充委員(自民党、富津市選出)の切り口に感心しました。通常ですと、予算拡充の要望や私も行った環境整備なのですが、吉本委員は人口の少ない地域におけるクラブ運営について。小規模であっても、子どもの利用者がいれば一緒と指摘し、当局から基準を満たせば、たった1人であっても受け入れるとの答弁を引き出しています。

斉藤守委員(自民党、船橋市選出)が取り上げた交番設置について、115か所の要望について設置ができていないのですが、27年度は設置予定ないとの答弁。1か所を運営するのに、年間3000万円を要するほか、コンビニ交番ボックスの設置費用が1か所300万円かかることが明らかになりました。

民主党の矢崎賢太郎委員(浦安市選出)が質問した水上交通に関しては、私も実現して欲しいと思う案件ですが、当局は旅客桟橋を完成させた千葉市と協力して調査すると答弁。今期で引退する堀江はつ委員(船橋市選出)の人工肛門装着者などがトイレで困っているオスメイト対策や、児童相談員の質問に対して、拍手で迎えられました。県内のオスメイト対応トイレは、現時点で378か所と1年間で26カ所増えたことが答弁で明らかになっています。いんば無所属の会の岩井泰憲委員(印旛郡選出)の県のガソリンスタンド契約も、無駄を省くという意味で目を引きました。

公明党の赤間正明委員(市川市選出)は、地元市川の大雨対策を取り上げ、中断している大柏川の流域土地利用の調査を再開するとの答弁を引出した一方、阿井伸也委員(自民党、大網白里市選出)が取り上げた浄化槽検査では、県内で特に受検率が低いのが浦安市、市川市、八千代市などであることが明らかになりました。