観光議連の県内視察

昨日までの議会の熱気が残る中、今日は千葉県観光立県推進議員連盟の県内視察に参加しました。

みんなの党からは私1人。超党派の議連なので、他の会派の議員とも貴重な交流の場となりました。

視察したのは栄町にある「房総のむら」、香取市佐原にある「伊能忠敬記念館」「伝統的建造物群保存地区」「東薫酒造」「水の郷さわら」の5カ所です。

「房総のむら」は、多くの小学生が遠足で訪れていましたが、先日、TV番組「逃走中」の舞台だったため、至るところが子供で話題に・・・。

似たようなコンセプトでは、民間が経営する日光江戸村がありますが、以前、行った時に比べての感想は、面白さで負けていないと思います。宣伝が足りない・・・県の施設ですけど、もっとアピールした方が良いと思いました。

その後、佐原に場所を移しましたが、利根川沿いは東日本大震災で液状化現象が起きた被災地・・・。佐原の街も復興が進められてました。

県は、個人所有文化財へ補助金を付けるなどの支援を行っています。復旧の補助率ですけど、従来なら県50%、市16.6%、所有者33.3%だった補助率が、今回の震災では県75%、市20%、所有者5%と個人負担が軽減。これによって、個人が所有する県指定有形文化財の復旧が進められています。

首都圏の観光地で佐原は、おそらく川越などが観光地としてライバルになると思いますが、せっかくの街並み、これも積極的にアピールすれば・・・そんな印象です。

千葉県は、震災復興の手立てに観光振興を進めています。今日、視察したのは県内観光資源のごく一部でしたが、これらについて千葉県民でさえ、その良さがあまり知られていないのではないでしょうか。地道な“営業”の積み重ねで、多くの人が訪れるようになればと思いました。